私が東京脱出できない3つの理由

今年はフルリモートを契機に、東京都心から郊外や関東4県へ引っ越すケースを TL や職場でよく見る一年でした。

「家賃は下がる上に静かだし部屋も広くなった」みたいな話を聞くたびにそれも良いなと思いつつも、冷静に考えると私は都心以外で生活できる場所はかなり限定されるなと思うので、その辺りについて改めて残しておこうと思います。

これまでの生活について

  • 就職による上京まで
    • 大阪の北摂と呼ばれるエリアの実家暮らし
    • 大阪梅田まで電車で30分、京都河原町までも30分程度
    • 周りにはコンビニとスーパーしかない
    • 映画を見たいときは15~20分くらいチャリを漕いでイオンシネマに行く
  • 上京〜2019/08まで
    • 東京・千駄ヶ谷〜代々木あたりのエリアで生活
      • 新宿まで徒歩10~15分、渋谷まで徒歩40分程度
  • 2019/08~2020/03まで
    • 神奈川県横浜市
    • 上大岡の方
    • 新宿まで電車で1時間ない程度
  • 2020/03まで
    • 代々木
    • 新宿まで徒歩10~15分

東京脱出できない理由

脱出できない理由は大きく以下となります。

  • 生活を全てアウトソースしており、潤沢なリソースがある環境でないと生活が成り立たないため
  • 必要なものを手に入れるまでのリードタイムの要求限界
  • UberEats の存在

ここでは個別に分解していきます。

生活のアウトソース

私は一年に片手で数えられるほどしか自炊をせず、自動車運転免許を所持しておらず、余暇の時間では外出することが多い生活をしています。また、日中の食事時間は最小限にして業務を進行したいため、昼食は最寄りのコンビニとUberEatsに依存しています。

この状態では食事の面で外食産業とコンビニが、移動手段としては徒歩・自転車・タクシーで完結できる環境が、施設については徒歩圏内(片道4km程度)でほぼ全ての買い物が完結する環境が欠かせません。

この状況下において、最寄りがスーパー・コンビニのみの環境では生活が成り立たないことは明白です。

現に地元にいた時も梅田で2日以上滞在することも当たり前のようにあり、都市が生活の中心になっていた。横浜在住の時も、横浜や上大岡へと赴くどころか、都心での用事を済ませるために東京の友人宅に泊めてもらうようなことも頻繁にあったことはまだまだ私の記憶には新しいもの。

上記から、時間的コストは徹底的に削減し、必要なものはその場で手に入れることで、自宅こと作業場においては専念したい作業と睡眠以外のノイズを排する生活を実現しています。

これは日本一であり、アジア有数の都市でもある新宿在住であるからこそなし得ている生活であることは、間違いないのではないでしょうか。

必要なものを手に入れるまでのリードタイムの要求限界

これは主にヨドバシカメラの店舗受け取り要素です。

最近は時代の影響により営業時間が短縮している店舗も増えてきましたが、新宿に住んでいると基本的に大体の店が深夜営業しています。日用品はドン・キホーテに行けば手に入るし、コスパよく美味しいものを食べたいなら歌舞伎町のモンシリにいけば良いし、牛タンが食べたいなら歌舞伎町の焼肉どんどんは朝までやってます。

また自宅作業の設備が必要であれば yodobashi.com で注文して 30 分後に店舗に行くだけで Magic Keyboard だろうがなんだろうが手に入りますし、明日まで待とうと考える必要なく、すぐにアクションに起こせます。

鉄を熱いうちに打つことで、最高の体験や最高のアウトプットを出すための環境が都心には揃っています。

UberEats の存在

最後にアウトソースの一環ではあるが重要なファクターであるため単独で紹介。

実は都心で生活をしていると、自分がお金を稼いでいる時間では UberEats を利用することが実はコスト上最も安価な行為になります。

例えば私は昼食。私は平日の昼食は基本的にマクドナルドの UberEats を頼むのですが、徒歩10分のマクドナルドに対して、UberEats経由でほぼ決まった注文をすることで 1 分程度で昼食の注文を終えます。そして15分程度すると自宅に届けられ、5分程度で食事を取り終えて終了。これに対してかかっているコストは、本来900円程度の注文が1400円程度になるというおおよそ500円のコスト。これによって削減できている時間的コストは注文待ちも含めると20分強といえます。つまりは、500円で20分を購入できたわけです!

これはあまりにも安いコストであり、20分を500円で買えるならアルバイトしている高校生でもなければ、その時間で生み出せる価値で十分にペイできるはずです。

つまりやることのキューが十分に溜まっている人間で、時間をキューの消化に割くことが価値になる場合は、基本的に UberEats は経済的な行為と言えるのではないでしょうか。

この生活を実現するには UberEats が対応していることが大前提ですが、人によってはバリエーションも重要です。

23区を離れるとUberEatsの対応店舗がマクドナルドや牛丼チェーンのみとなったというエピソードをよく聞きます。私個人としてはそれでも生活できないことはギリギリないですが、いざというときのオプションが狭まっていることは事実。こんなところで変にコストをかける必要もないので、UberEatsのパワーを十二分に利用できる地域に住んでおくに越したことはないという結論になります。

おわりに

諸事情で上大岡のほうに住んでいる間普通に不便だった事実から一応書き出していましたが、多分似た人にとっては参考になる情報かなと。

上記のように生活をアウトソースすることで最大の馬力を出すことを前提としている生活をしているので、私はしばらく東京を脱出しないと思います。

ただ部屋のゾーンを分けたい欲求自体はあるので、また新宿近辺で引っ越すことは視野に入れており、来年の春程度には引っ越すこともありかなと考えている状況です。

周りの流れを見て引っ越しを検討しているかた、都心の生活を前提として最大限のパフォーマンスを出す私のような状況になっていないかは再度考えてみることをおすすめします。