Front-End Study #1 の企画・運営と司会をした

11/09 に開催された Front-End Study #1 について、Forkwellとの共催で運営・企画並びに司会に携わりました。参加登録者2,552人、同時視聴者も1,500人を超えるバケモンとしか言えないイベントになったわけですが、無事終わって何よりというところで一筆。

開催の経緯としては、勉強会で顔を合わせることも多かったForkwell重本さんから、InfraStudyの流れでフロントエンドの勉強会も開催したいという相談が上がってきて、そこから一緒に企画していく運びとなった形です。

Front-End Study の誕生について

昨今はオンラインであることが前提となるためミートアップの類もかなり数を減らしており、視界に入る中だと PWA Night、ng-japan onAir、あとは私の所属である LINE が運営している UIT くらいしか定常的に開催しているフロントエンドのイベントは残っていないなという印象です。

また、フロントエンドは今年多少息を吹き返しましたが、しばらくそれぞれの中でオピニオンが固まりつつあった状況でもあり、どうしても新規参入からフレームワーク一本について現場で使えるようになった人と、広く様々な都合を考えて開発している人の知識の断絶が大きくなっている業界のよくない面も目立っていました。

ちょうどそのタイミングで新規で多少ハードルを上げても良い勉強会というオーダーが Forkwell からきたので、それならベストな体制をやってやろうじゃないかという形で、ひとまず今回から #5 までの共催が確定しています。

すでに #1 をご覧になったかたにはわかると思いますが、初っ端からフロントエンド / Node.js / 二台パブリッククラウド両方あたりの知識を仕事で使える(責任が持てる)レベルには備わっていないと100%理解するのは難しい中級者向けのイベントになっているのは、これらのコンテキストがあったからです。

Forkwell 自体も中途市場を中心に据えているサービスでもあるので、業界全体がブラウザ以外の領域について適切な知識と会話ができるようになることは望ましいことでもあると思うので、しばらくこの方針は変わらない予定です。

初回の意図

初回はテーマとしては InfraStudy が親となっていることからクラウドネイティブとの掛け合わせまではすぐに確定したのですが、記念すべき第一回の登壇者についてのベストな構成ってなんだろう?というところは突き詰めていくことにしました。

「○○さんは出てくれないんじゃないか」ということは一切気にせず、ただ一方で登壇者さんにも明確なメリットが出るような形でコンテンツの組みをする。これがひとまずの方針です。

基本的に Front-End Study については、フロントエンド界隈にありがちな「LT枠を募集するととんでもないのがきて事故る」を防ぐために今後も自由発表枠は設けずに基調講演1つに、セッション2つ。またはセッション4つをベースとしていく形で固めて、まずは基調講演から探しました。

基調講演の選定理由など

ここに関してはやっぱりフロントエンドといえば。というところで mizchi に話してもらうと良いかなというところで、ちょうど CloudFlare Worker にかなりお熱に見えたので、 Edge Worker とフロントエンドを中心に語ってもらうことに。

Edge Worker の利用となるとまだ流石に未来的な話になるものの、現代的なフロントエンドエンジニアはSPA/SSG/SSRとCDNについての知識を有しているべきだと思っているので、その辺りのブラウザの外の世界への Attention を向けられると基調講演としての全体としてのゴールは達成できている。さらにコアな人には付加価値として今 mizchi が見ているものを知ることができる。というのもかなりポジティブな要因かなというところで。

mizchi も快諾してくれて、本当にありがたく、やっぱりこういうときにすごく頼りになるなと改めて思ったり。

セッションの選定理由について

ということで基調講演が決まったので、セッションも考えていきたいところ。

まず確定はテーマは AWS と GCP。基調講演で mizchi に Edge Worker の話を依頼したのは、セッション側でそれぞれのエキスパートに依頼したかったというモチベーションもあったので譲れないポイントとして確定させる。

その上で自分が考えうるベストな構築としては、AWS はやっぱり内部の人の話をじっくり聞きたいと思ったので、最近Twitterでしばしばやりとりすることがある西谷さんに。そしてGCPについては、GCPとFirebaseの事例を両方聞きたいというモチベーションが強くあったことと、あまり速度だけの話にしたくなかったので、よりプラットフォーム的な話をもとめて STUDIO の甲斐さんに依頼することにしました。

STUDIO が Nuxt.js の SSR を利用して GCP/Firebase の混合アーキテクチャを採用していることは、古巣のROXXが主催するミートアップ、NuxtMeetupの2018年の回で聞いたことがあったので、そのイマを知りたいという個人的なモチベーションもあって登壇を依頼しました。

この辺りは私の中で有している AWS と GCP の印象が強く反映されており、AWSは豊富な選択肢がありできることも広いが自分が利用していないサービスも含めてのそれぞれの強い知識を要求されるので中の人に話を聞きたい。GCPはインフラとしてのつくり自体はEasyに寄せている物が多い一方で、使う側がそのシステムの中で工夫して構成を組む必要があるので、利用者側にアーキテクチャを聞きたいという個人モチベーションに従って依頼することにしました。

結果的にどのセッションについても私がこの人はこういうコンテンツを提供してくれて、聴講者にこういう価値をもたらしてくれるだろうという印象通りのセッションをしていただけて、非常に良い時間を参加者の皆様に提供できたかなと思っています。

Forkwell と potato4d の役割など

その他当日などはどこまで噛んでるかという話も少し。

基本的にいわゆる運営的なこと(配信の準備や管理,イベントページ管理,登壇者との最終的なコミュニケーション)がForkwell持ちで、イベント企画と登壇依頼、当日司会辺りの業界のつながりやドメイン知識を活かす部分を私が持っているような形。

お互いの期待役割のキャリブレーションは定期的にやっていく予定ではあるものの、基本的には今の形が初回ながらもかなりベストかなという印象。

Forkwell 重本さんとは何度かあったこともある上お互いにTwitterでフォローしてるので関係値あるところからの共催だったのが幸いしているかなと思います。

次回以降について

次回は12/15に会長が基調講演になるパフォーマンス回を開催予定。

これについても実は登壇者自体はほぼ確定している状況で、今細かな調整中なので、おそらく連休明けには諸々情報を公開できるんじゃないかなぁというステータスだったり。

3月までは毎月イベントやる予定なので、みなさんぜひ今後も参加いただければと。

あと司会は zenn.dev で投げ銭依頼できないので ↓ の buymeacoffee を何卒……。